文中定型文|書類|委任状|記入のしかた等

使用できない紙

感熱紙は避けてください。保存上の問題から、受け取ってもらえない場合があります。

記入のしかた
  • 委任者の「印」欄には、必ず 印鑑証明書と同一の実印(申請によっては認印可)で押印してください。
  • 記入は、黒いボールペン等を使ってください。
  • 誤字の訂正には、必ず委任者の捨印を使ってください。

法定点検

自動車が安全であるかを検査するものです。
法定点検は 義務ですが、罰則はありません。

自家用自動車の場合、法定点検は次の2つのどちらかを選べます。

  • 法定12ヶ月点検
  • 法定24ヶ月点検

2年間隔の車検を受けるのと同じタイミングで、24ヶ月点検 を行うことが一般的です。

自動車損害賠償責任保険

「自動車損害賠償責任保険」は、通称「自賠責保険」とも呼ばれます。

対人(事故の相手方)の損害を補償する保険です。
対物や、運転者自身のケガ は補償適用外です。
自動車(軽自動車・バイク、原付も含む)の持ち主は、強制的に加入が必要です。

未加入の場合の罰則

1年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらに違反点数6点(つまり免停)が付されます。[※1]

詳しくは「国土交通省ウェブサイト 『罰則により罰せられます』欄」(※外部サイト)のページをご覧ください。

 

加入しなければならない期間

自賠責保険の保険期間が、車検有効期間をカバー(車検有効期間より1日でも多く保険に加入)していなければ、車検証を交付してもらえません。

新規登録を行ったり、車検を受ける場合は、新しい自賠責保険の加入が必要です。

ユーザー車検|事前に予備検査場で自動車のチェック

おおまかな流れ

運輸支局の近辺には予備検査場(テスター屋さん)[※2]があります。
この予備検査場で、車検を受ける前に 予め、自動車が検査に受かるかどうか 検査をしておくことができます。

予備検査場で 検査できるものは 次の通りです。

目次

  1. サイドスリップ検査・調整
  2. 各ブレーキ検査
  3. スピードメーター検査
  4. ライトの光軸検査・調整
  5. 排気ガス検査・調整

地域によっては、予備検査場が存在しない場合や、一般の方は受け付けていないう場合もあります。事前に確認してください。

利用料金

1,500円~3,500円ぐらいが一般的です。

予備検査場で調整不能な不具合が発見された場合

車検の合格が難しい状況になったと考えてください。

予備検査場のスタッフの方に相談を行い、
修理をしてから再度出直すか、とりあえず運輸支局で車検を受けるか、
判断を仰いでください。

検査をしてもらおう!

<1点目> サイドスリップ検査・調整

自動車の前輪タイヤの横滑り量を検査してください。

基準値をオーバーしていた場合

予備検査場のスタッフが調整してくれます。

<2点目> 各ブレーキ検査

前輪・後輪・駐車ブレーキの効き具合をそれぞれ検査してください。

効き具合が基準値を下回っている場合

修理・交換が必要となるので一般的な予備検査場では取り扱ってもらえません。
但し、車検に合格する為にアドバイスしてくれる場合があります。

<3点目> スピードメータ検査

検査機器の上で、時速40kmまでタイヤを回転させてください。
実際の時速40kmと、スピードメータが示す時速40kmとの誤差を確認してください。

<4点目> ヘッドライト検査

下記の2つを調整してくれます。

  • ヘッドライトの光量
  • ヘッドライトの光軸
バルブ(電球)の劣化が原因で光量が基準値に達していない場合

交換してください。

<5点目> 排気ガス検査

自動車の排気ガスの検査をしてもらえることができます。


脚注

※1. 予備検査場

民間の検査場(有料)です。車検の本番と同じ検査を、事前に行っておけます。運輸支局の近辺にあります。