おおまかな流れ
運輸支局の近辺には予備検査場(テスター屋さん)[※2]があります。
この予備検査場で、車検を受ける前に 予め、自動車が検査に受かるかどうか 検査をしておくことができます。
予備検査場で 検査できるものは 次の通りです。
目次
地域によっては、予備検査場が存在しない場合や、一般の方は受け付けていないう場合もあります。事前に確認してください。
利用料金
1,500円~3,500円ぐらいが一般的です。
予備検査場で調整不能な不具合が発見された場合
車検の合格が難しい状況になったと考えてください。
予備検査場のスタッフの方に相談を行い、
修理をしてから再度出直すか、とりあえず運輸支局で車検を受けるか、
判断を仰いでください。
検査をしてもらおう!
<1点目> サイドスリップ検査・調整
自動車の前輪タイヤの横滑り量を検査してください。
基準値をオーバーしていた場合
予備検査場のスタッフが調整してくれます。
<2点目> 各ブレーキ検査
前輪・後輪・駐車ブレーキの効き具合をそれぞれ検査してください。
効き具合が基準値を下回っている場合
修理・交換が必要となるので一般的な予備検査場では取り扱ってもらえません。
但し、車検に合格する為にアドバイスしてくれる場合があります。
<3点目> スピードメータ検査
検査機器の上で、時速40kmまでタイヤを回転させてください。
実際の時速40kmと、スピードメータが示す時速40kmとの誤差を確認してください。
<4点目> ヘッドライト検査
下記の2つを調整してくれます。
- ヘッドライトの光量
- ヘッドライトの光軸
バルブ(電球)の劣化が原因で光量が基準値に達していない場合
交換してください。
<5点目> 排気ガス検査
自動車の排気ガスの検査をしてもらえることができます。
脚注
※1. 予備検査場
民間の検査場(有料)です。車検の本番と同じ検査を、事前に行っておけます。運輸支局の近辺にあります。